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市民全員ゲスト計画!?鹿角きりたんぽFMの内側を拝見!
2019.03.18
こんにちは!スコップ編集部のいとうです。
今回スコップするのは『鹿角きりたんぽFM』さん!
なぜ『鹿角きりたんぽFM』か、
それはスコップにとってきりたんぽFMが『ローカルメディアの先輩』だからです。
今回は地元の方から愛されるローカルメディアの秘密を伺ってきました。
もはや鹿角市内で、鹿角きりたんぽFM(以下「きりたんぽFM」)を
知らない人っていないじゃないですか。
ラジオって、自然と入ってくるものではなく
『チャンネルを合わせて初めて聞ける』のに。
そんなわけで、
きりたんぽFMがローカルメディアとして愛されている秘訣を
勉強させてもらってきます!
少し早めに到着してしまったわたし、
珈琲をいただきながら、待たせてもらっていると…
パーソナリティのYOU☆さんが、その日かけるCDを選んでいました。
『なにが良いですか?』と訊かれ、
『え!あ、じゃあシャ乱Qの上京物語…』
『お!ちょうどエールを送るっていうテーマなのでぴったりです』と、
決めてもらっちゃいました。
さて、この会社。
なにやらとっても賑やかです。
出勤される社員さんの『おはようございま~す』の声が聞こえたと思ったら、
すぐに笑い声が聞こえてきます。
今年で開局6年めを迎えるきりたんぽFMには、
話すことを仕事にしていたかたやホテルマン、製造業など
いろんな職業を経験されたかたが集まっているそう。
『きりたんぽFMのスタッフは、
みんなほとんど右も左も分からない状態からこの仕事をスタートしています』
そう教えてくれたのは、広報担当・企画営業の阿部 めぐみさん。
今回メインでお話を聞かせていただきました。
リスナーにさまざまな情報を届けるうえで、
『なんのために』『なぜ』という疑問を社員さん自らが持ち、
さらにリスナーにもその疑問を投げかけるのが、きりたんぽFMのスタイル。
イベントや活動ひとつ取っても、『やってるひとがいるなぁ』ではなく、
『どうしてあの活動をしてるんだろう?』という疑問を持つことの重要性を
教えてくれました。
『共感を得ることも、もちろん大事です。
でも、情報を発信する側も、受け取る人もすべての情報を鵜呑みにしていたら、
誰も何も考えなくなってしまいますよね』
この言葉に、ドキッとしたわたし。
『伝えること』の軸を教えてもらったような気がします。
(技術の’こまさん’。ほぼ全員がニックネームで呼び合ってるとか!)
それぞれが経験してきたことを含め、得意分野を活かしながら活躍しているそう。
↑こちらの人気番組は、
「どんな不思議にも”ロマン”を持ち、それを伝えたら面白いな」
と思ったことがきっかけで、作られました。なんと前職は無線屋さん。
(どうつながったんだろう…。)
ご自身もいろいろな職業を経験してきたという阿部さんは、
『いろんな仕事をしてきたことが、今の仕事(営業)に活かされています。
本当に無駄なことって何ひとつないと、ここで働き始めてから実感しています』
とつづけます。
(ラジオもWEBメディアも、その点は共通しているように感じる…。)
さらに、開局からどのようにしてきりたんぽFMを広めていったのかも訊いてみました。
『最初は本当にいろんなことを試しましたよ。
面白いと思えるラジオCMを制作したり。チラシも配ったし。
パーソナリティが直接営業していた時期もあったなぁ。
それで、実際に’聞いてもらえてる’なって実感したのは
開局から2~3年くらい経ってからかなぁ』
’右も左も分からない’という社員さんたちが始めたきりたんぽFMですが、
『全員、プロになろうという意識はとても高かった』と阿部さん。
地域のひとに『プロ』として頼られるように、
みなさんでひとつずつ進んで来られたんですね。
(いい笑顔~!!)
さてさて最後に、きりたんぽFMには『3つの目標』があるそうで…。
『ひとつめは、スローガンにもなってる’鹿角の元気にスイッチオン’ということで、
地域を元気にしていけるような存在になること』
うんうん、きりたんぽFMって身近な人の声が聞こえてくるので元気になりますよね。
でも私たちの仕事は地域が元気であり続けないと無くなってしまう仕事だとも
話してました。
『ふたつめは、日本一のコミュニティFMになること』
うんうん、応援しています。鹿角を全国に知ってもらうためなんだそうです!
スコップも、日本…あ、いや、まずは東北…うーん。
やっぱり日本イチのローカルWEBメディアをめざしたい!
『3つめは、鹿角市民全員をラジオに出演させること』
うんう…え?なんだって?
全員???
『はい、全員です(笑)
鹿角市民全員に、できればマイクの前に座ってもらって、しゃべってもらう。
鹿角市民全員ゲスト、です!』
いやー、壮大。
壮大なのに、この言葉には1ミリの冗談も混ざってないんです。
『そうなればいいな』とかじゃなくて、具体的な目標として掲げてるんです。
純粋に、かっこいい。
アマチュアからのプロへのステップに欠かせないのは、
目標と疑問、なのかもしれませんね。
それがまさに活かされているのは、リスナーさんが毎日注目しているニュース!
全国で唯一記者さんが居るのはきりたんぽFMだけなんだとか!
鹿角でイチ早く地域の情報を発信するためには欠かせない存在なんですね。
皆さんも取材受けたことありませんか?
あと明るさ!とにかく本当に明るくて楽しそうでした!
チームプレーでこそ、地域のメディアは作られていくのではないでしょうか。
(そう!だからチームになれるライター仲間、ぜっさん募集中!!)
これからは、ちょっと意識を変えてきりたんぽFMを聞いてみると、
もっとおもしろいかもしれませんよ☆
【この記事を書いたライター】
スコップ編集部
鹿角の魅力的な情報を掘り起こしていきます!
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