2月の末から3月にかけて、とあるスペイン人旅行者の青年が鹿角に滞在していました。

きっかけは、秋田出身で現在スペイン在住のスコップ読者さんから届いた
一本のメール。

「ぼくの友達が、住み込みボランティアなどをしながら日本を旅行中です。
ぜひ鹿角を紹介したいのですが、ご協力いただけないでしょうか？」

というような内容。

詳しく聞いてみると、かなりの日本好きな青年で、来日は三度目だそう。
今回は3ヶ月の日本滞在のなかで、初めての東北を訪れたい…と。

くわえて、次回はワーキングホリデーなどでもっと長期滞在できるように
「住む町」を探しているみたいでした。

そういうわけで地域の方に声をかけたところ、
想像以上に多くの方が歓迎してくれたんです。

農家さん、リノベーション中のゲストハウス、薪割りグループ…
もちろん、個人単位でも「会ってみたい！」という声を多くいただきました。

そうして地域の方に協力してもらい、3週間家族のように溶け込み、
青年は鹿角に滞在しました。

今回はそんな青年パブロに鹿角滞在記をかいてもらいましたので、ご紹介します！

※このままのほうが彼の想いが伝わるかと思い、基本的な文章は編集していません。
伝えやすいように、画像とその下の文章のみ加えています※

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最初カズノに来るのは怖かった。

まだトホクに来たことがなかったから、ここで友達か知り合いが全然いなかった。

来る前スコップの著作者と連絡して、凄く助かりました。

著作者さんは、私の事皆に伝えました！

そして皆は大歓迎をしました。

そのお陰で、カズノに来た時皆は毎日カズノの事を教えています。

本当に来て良かったです。

日本は色々回りましたけど、初めて地域に溶け込んだ。

（リノベーション中の大湯温泉ゲストハウスに受け入れてもらい、ボランティアで作業を手伝ったパブロ。
オーナーや大工さんとの出会いがあったようです）

友達がいっぱい作りました！

市役所のおかげでもいっぱい体験が出来ました！

（滞在初日2日間は、市が主催の移住体験ツアーに参加したパブロ。このツアーで、鹿角にハマったようです）

いつも新しいと会うの後また新しい人が紹介します。

早川さんも毎日色々の所に車でおくってもらいました。

そしてたくさんの人を紹介してもらいました！

（早川さん。元地域おこし協力隊で、いまは農業コンサルティングなどを手がけている方です。
今回中心となって動いてくださっただけではなく、パブロを八幡平の永田ファームで受け入れたり、
ファームの研修旅行に参加させたりなど、パブロと農業をつないでくれました）

（パブロが参加した研修旅行のようす。おそらく彼の人生初の宴会芸）

黒沢さんもすごい良い人です！

木こりと薪割りと自然の事いっぱい教えてもらいました！

（黒沢さん。薪割り活動グループ’MAKIKORI’にて活躍されている方です。
ご自身で建てたおうちにパブロを泊めながら、木や森のことをたくさん教えてくださいました。
今回、パブロが一番お世話になった方です！パブロは師匠と呼んでいますが、親子のようにも見えます）
MAKIKORI Facebookページはこちら！

（MAKIKORIでは、山で木を切ったり、薪割りをしたりなど、
パブロの人生そのものを変える出会いがあったようです）

本当にカズノに来て良かったです！

まだまだこれからです！

カズノでまた沢山の事をやりたい！！！！

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パブロは滞在中なんども、

「ほかのところももちろん好き、だけど鹿角は旅行よりも住みたいと感じた」

と言っていたのが印象的です。

実際に日本に住みたいという夢を持っているパブロ。
次回はワーキングホリデービザを取得して、
長期滞在で鹿角暮らしをすると決めたそうです！

さて、パブロに書いてもらった鹿角滞在記はこれで終わりません。

ただいま一生懸命日本語に翻訳中ですので、公開をお楽しみに！