農家さんをメインに、さまざまな農業・園芸資材のほか、包装関係資材などを販売している会社です。現在、以下の職種を募集しています。

・事務
・現場（パイプハウスなどの建築業務）
・配達

自転車屋から農業資材販売へ。
商売の面白さを教えてくれるバイタリティ溢れる社長！

「経験者や農業についての勉強をしてきた人は、もちろん活かすことが出来る。でも特別な資格がなくてもいい、未経験者も歓迎。」と阿部紘己社長。

阿部社長は、自転車屋として経営していた先代が亡くなったときに「農業国だから農業に関する仕事をしたい」と現在の農業・園芸資材販売を始めました。「最初は生活のために始めた仕事。それでも成功のほうが多く、儲かることも面白かった。商人だからね（笑）」と仕事を始めてからのやりがいを教えてくれます。未経験でも働いていくうちに知識がつき、それがしっかりと還元されるのは長く働くうえでモチベーションを保てる秘訣です。

「年だからいつまでも出来るわけじゃない」と阿部社長は言いますが、じつは登山が趣味。南は屋久島への経験もあり、取材の翌日には秋田駒ヶ岳へ登るとのこと！50歳を過ぎてから始めた趣味ということですが、いまでは取引先の若い人を連れていくことも。商人気質でバイタリティ溢れる阿部社長は、ついていきたくなる強い存在感を持っています。

知識のデータを溜めて、ニーズに対応！

阿部社長の娘である阿部三華さんは、高校卒業後には関東へ。25歳頃に鹿角へ戻り、アムス阿部にて事務を担当しています。パイプハウス組み立てなどの現場へも赴き、「どの部品がどこに使われるか」を覚えていったといいます。

「大学は文学部だし、なんの知識もなく今の仕事についたので、最初は覚えることが本当に多くて大変でした。」（三華さん）

（所有している倉庫のひとつ。外にはパイプハウスに使う資材なども置かれている）

アムス阿部で取り扱う農業資材は、肥料や農薬、パイプ資材と多岐にわたります。そんななか、お客様がどの商品を望んでいるのか？というニーズを会話のなかから汲み取り、提供します。最初はまったく違うものを出してしまうなど、ミスも多かったそうです。しかしそこは阿部社長や周りの社員さんに支えられたそう。

そうやって仕事をしていくうちに、「知識のデータが溜まっていった」と三華さん。ニーズに合った商品を出せたときの「お客様の反応で役に立てたという実感がある」と、経験してきたからこそのやりがいを感じています。

取材のなかで強く印象に残った言葉が「頼まれごとは、試されごと」という三華さん自身が大切にしている姿勢。なにか指示を受けたら、相手が求めているもの・喜ぶことを考えて「プラスαで返す」ことが出来るようになる想像力です。
三華さんはこれから入ってくる人に「経験がないと気が回らないことも多いけど、そういう姿勢を大事にして欲しい。」と話します。

生命を絶やさない仕事としての価値を目標に

「農業という仕事の価値を高めたい。食べるものを作る技術は奥深く、何年も経験してやっと身に付くもの。そういった経験や技術が、収入としてちゃんと農家さんに還元されるようになって欲しい。具体的に何が出来るのかという点はむずかしいものがあるけど、きつい仕事としてだけではなく、生命を絶やさない仕事としての価値がもっと認められるサポートができる仕事をしていきたい。」（三華さん）

メッセージ

会社が躍進してくためには、ひとりでは出来ません。
とくに代替わりしていく今後は、みんなで作っていくことが重要になっていきます。
決められた業務だけではなく、会社として新たな分野の広がりなど、
誰かのアイディアを実践できる自由さをもつ会社にしていきたい。
経営者を目指す若者も大歓迎します！