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レストラン青銅館で生まれたご当地カレー、黒鉱カレー誕生秘話!
2019.12.13
4週にわたり花輪高校2年生の記事を掲載させていただきました。
ラストを飾る今回は、小坂町のご当地グルメを取材した内田汰一さんです。
『黒鉱カレー』と『レストラン青銅館』
花輪高校2年の内田汰一です。
今回僕が取材をしてきたのは小坂町にあるレストラン青銅館です。
黒鉱カレーという珍しい黒いカレーが青銅館にあると聞き、
どのような経緯でできたのか知りたくなったので取材をしてきました。
レストラン青銅館
最初に青銅館についてご紹介します。
青銅館はとんがり屋根が特徴的な外観をしているレストランです。
小坂町の他の飲食店と違い、洋風な外観なので
パッと見てすぐに青銅館だとわかるのが自慢です。
お客さんはお昼だけで30人以上入ることもあるそうです。
そんな青銅館で働いている人は、料理担当が2人、ホール担当が3人の
合計5人だそうです。
なるべく地元の食材を使うように心がけていて、
桃豚や野菜を地元産で使用しています。
おすすめのメニューは桃豚ヒレカツなど桃豚を使用したものです。
歯ブラシが必要な黒鉱カレー
次に黒鉱カレーについて紹介します。
黒鉱カレーは青銅館開業当時の料理長が考案したメニューです。
小坂町は鉱山で栄えた町なので、黒鉱原石をイメージして
黒いカレーを考えました。
カレーの黒さはイカスミから来ています。
イカスミベースは、黒鉱カレーの前にも
パスタで使用したことがあったそうです。
黒鉱カレーを注文すると歯ブラシが付いてきます。
黒鉱カレーはイカスミをベースにしているため、
食べると歯が黒くなってしまいます。
それをきれいにしてもらうために
青銅館では歯ブラシをつけるようにしているそうです。
当時の青銅館料理長が考えた黒鉱カレーですが、
最近では小坂町の学校給食のメニューとしても
出るようになったそうです。
小坂町のご当地グルメとしてかつラーメンが有名ですが
黒鉱カレーもご当地グルメとして定着してほしいです。
桃豚ヒレカツや黒鉱カレーがおいしい青銅館ですが、
最近は利用する人が少なくなってきているそうです。
小坂町にとって青銅館はとても大切なお店だと思うので
長く続いてほしいと思っています。
さいごに
取材を通して、青銅館の人たちが地域とのつながりを
大切にしてあげているということがわかりました。
黒鉱カレーという珍しいカレーが生まれたのは
小坂町が鉱山の町ということをいかした料理として
黒鉱原石をイメージして青銅館の料理長が
作った料理なのだという経緯や、
桃豚など地元食材を使用するというこだわりを
知ることができてよかったです。
地域の人が工夫して作り上げたこの珍しいカレーを
これからも多くの人に食べてもらいたいと僕も思いました。
この黒鉱カレーの存在をもっと多くの鹿角の人に知ってもらい
より多くの人に黒鉱カレーと青銅館が広まることを期待しています。
ホテル小坂ゴールドパレス
レストラン青銅館
秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字古館9-3
TEL.0186-29-3833
FAX.0186-29-3843
営業時間
11:30~14:00
17:00~20:00(ラストオーダー19:30)
(夜の営業は月、水、金、土)
定休日:日曜日
【この記事を書いたライター】
内田汰一
花輪高校2年の内田汰一です。鹿角の魅力ある食べ物を広めていきたい!
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