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鹿角の美味しいお菓子屋さん!花輪高校生がさこうに取材に行きました!

2019.11.22

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今回から4週にわたり、花輪高校2年生の4人が取材した記事を連続公開します!
取材許可を取るところから、インタビュー、写真撮影、記事執筆まで
全て自分たちだけでやり遂げました。
今回は駒ヶ嶺佳奈さんの取材記事です。

さこうさんを取材してきました!

こんにちは!
高校生ライターのかなです。

今回は鹿角花輪駅のすぐ近くにある「さこう」というお店を紹介したいと思います。

さこう お菓子屋さん

このお店はお菓子がとっっても美味しい!というイメージが強いですが、
あまり詳しいことが分からないので取材してみたいと思います!

このお店は、正面は白なのに
横には三角屋根と黄色い塗装というちぐはぐな感じで、
まわりの建物と比べるとかなり目立っています。
正面にはお菓子やおもちゃが売ってある売り場があり、
その横に店主さんがお菓子を作ったり、
作ったものを保存したりする作業場があります。

お菓子作りへの思い

さこうさんは、今から51年前に開店して以来ずっと旭町にお店があります。
今の店主さんは、はじめは全く別のお仕事をされていて、
結婚してからお菓子の勉強を始めたそうです。
お菓子のことを教わり始めてから、初めは何もわからなかったそうです。
そのため1日がとても長く感じ、早く時間が過ぎるのを待っていたそうです。
でも、人に言われたことをただやっているときは時間が過ぎるのが長く感じていても、
何かを自分で見つけたときからはそのように感じなくなったそうです。

さこうさんのあんこは、ミャンマーやアメリカ産の、外国産の小豆を
八戸の製餡所で製餡し、それをさこうさんでもう一度煮詰めてあんこにしています。
そして、それに色をつけて、形にしたりして使っているそうです。
手作りで作っているところは花輪ではさこうさんだけなんだそうです!

さこうさんには鹿角につたわる伝説や昔ばなしをもとにしたお菓子も作っています。
「錦木ロマン」というお菓子がそのひとつです。

さこう 錦木ロマン

このお菓子の名前の由来は錦木塚という話です。
錦木ロマンは1年を通して人気だそうです。

店主さんは、「このお菓子が欲しい」と思ってもらえるような
見た目になるように作っています。
それは、見た目が美味しそうではないと、お菓子を見たお客さんから
「美味しそう。このお菓子が欲しい」と思ってもらえないからです。
そこをどう美味しそうに見せるかが職人さんの腕の見せどころだそうです。
さこうさんでは、
「見て喜んでもらいたいし、食べて喜んでもらいたいし、気持ちに残ってもらいたい」
という思いでお菓子を作っているそうです。

また、誕生日ケーキなどのスイーツは、
作る側からしたら毎日の仕事の中の1つでも
受け取る側にとって1回しかないとても特別なものでもあるので、
そのことを忘れずにひとつひとつに気持ちを込めて作っているそうです。

さこう お菓子作り

おわりに

作っているところを実際に近くで見てみて、
店主さんのお菓子作りに対する思いが伝わってきました。
また、買ってもらうお客さんにどんな思いで買って、
食べてほしいかをよく考えて作っていると感じました。

さこう お菓子

これからは、鹿角市民だけでなく
いろいろな地域の人に知ってもらって、
心に残るような美味しいお菓子を作っていって欲しいと思いました。
そのために、もっと多くの人にこのお店のことを知って欲しいです。

さこう
鹿角市花輪字八正寺19-35
TEL.0186-23-2136
【営業時間】8:00~19:00
【Webサイト】http://www.h-card.jp/shop/sako/index.html

【この記事を書いたライター】

駒ヶ嶺佳奈

駒ヶ嶺佳奈

花輪高校2年の駒ヶ嶺佳奈です。鹿角の有名なものを広めたい!