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【移住コンシェルジュ 南雲友行さん】盆地鹿角の魅力にひとめぼれ!

2018.12.27

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地方の魅力を発信し続ける「地域おこし協力隊」。鹿角市では、「移住コンシェルジュ」として現在3名の方が活躍しています。

地元を離れ、初めての土地に飛び込む移住コンシェルジュたちが持つそれぞれのドラマには、どんな物語があるのか気になりませんか?

今回は鹿角市移住コンシェルジュの南雲友行さん(29)にお話を伺いました。2018年4月に、「移住コンシェルジュ」として着任した南雲さん。千葉県生まれ千葉県育ち、そんな生粋の「千葉っ子」である南雲さんが、ここ秋田県鹿角市を選んだ理由とは・・・?

盆地が好き!夢を叶えるため、鹿角に移住

移住コンシェルジュ 南雲さん

学生時代から地域おこし協力隊に興味があったこと、田舎暮らしに憧れがあったこと、それから平野育ちなので盆地への憧れが強かったことが最初の理由です

南雲さんの「盆地好き」は、筋金入りと言っても過言ではないほどです。盆地の良さを訊いたところ、盆地好きな南雲ワールドを見せてくれました。

まず、南雲さんによると、「盆地は3パターンある」らしいのです!

ひとつめは、小さすぎる盆地。ふたつめは、ちょうどいい盆地。3つめは、大きすぎる盆地です

南雲さん規準の「ちょうどいい盆地」とは、山と山の距離感がちょうどよく、反対側の山がきれいに見えること。そしてそういった「ちょうどいい盆地」は、山と山の間に密集した町があるので暮らしやすいそう。

なるほど、これは納得です。鹿角市はまさにこの「ちょうどいい盆地」にあてはまります。とはいえ、盆地は日本全国にあるはず。なぜ’鹿角’になったのでしょうか?

最初に鹿角に来たのは八幡平ビジターセンターで働いている友だちがいたからです。そのときに参加したBBQで地元の同世代の人たちともつながって。でもそのときはまだ’自然豊かなところだなぁ’という印象だけで終わりました

じつは南雲さんは、カメラマンとしての顔も持っています。初めての鹿角旅行のあと、地元の人たちとつながったこともあり、「鹿角でなにか地域おこしができないか?」と考えた南雲さん。

モデルから撮影まですべて鹿角にこだわった写真展を開くことにしたのです。そして、その撮影のため、2017年、二度目の鹿角へ訪れます。その際、前回は見ることが出来なかった鹿角の中心部である花輪の町に初めて足を踏み入れたそう。

すげぇ盆地じゃん!」と、盆地としての鹿角の美しさに惚れ込んだ南雲さんは、ちょうどタイミング良く、鹿角市の地域おこし協力隊(移住コンシェルジュ)募集を見つけます。

関東での給与に比べたらやっぱり低いし、と悩みました。でも昔からの夢だった地域おこし協力隊ですし、節約すればなんとかなる。今だ!と決意したんです

47都道府県を制覇するのが夢」と話す旅好きな南雲さんは、いろいろな場所を巡るうちに「日本が好き、日本のために何かをしたい」という気持ちも強かったそう。

憧れを夢で終わらせずその一歩を踏み出せるのは、移住コンシェルジュにぴったりのパワーですよね。

暮らしやすい花輪の町で、人の温かさに触れて生活

移住コンシェルジュ 南雲さん
(移住コンシェルジュ公式Facebookページより引用。
Facebookページはコチラ⇒鹿角市 移住コンシェルジュ

そして2018年4月から、南雲さんの鹿角市移住コンシェルジュとしての生活がスタートしました。鹿角入りしたのは3月とのことで、最初の印象は「寒い!」だったそう。しかし中心街である花輪での暮らしということもあり、生活にはなんの問題もなかったと言います。

本当はもっと何もないところへの移住も考えていたので、花輪は逆に何でもある(笑)スーパーもドラッグストアも近いので、とくに不便さは感じていません

東北ならではの甘い茶碗蒸しに最初は驚いたそうですが、そんな食文化の違いも含めて、異なる地域の魅力を堪能している南雲さんです。

半年以上過ごしてみて、改めて感じる鹿角の魅力についても伺いました。

盆地としての素晴らしさはもちろんですが、とくに鹿角は縦長という地形もあって、大湯や湯瀬など色の異なる観光地があることが魅力に感じます。それに野菜に困ることがないほど食材を頂いたり、近所の人とのおしゃべりが多かったりなど、人の温かさも感じています

さらに、移住者視点でのこんな魅力も。

地方には無いものが多いので、競合他社が少なく起業のしやすさも感じます。東京ではどれだけ新しいと思ってもすでにやっている人がいることが多いけど、ここ(地方)では新しいものを作りやすいですよね

移住コンシェルジュとして鹿角の知名度UPに努める

移住コンシェルジュ 南雲さん
(移住コンシェルジュ公式Facebookページより引用。
Facebookページはコチラ⇒鹿角市 移住コンシェルジュ

では、鹿角の地域おこし協力隊、「移住コンシェルジュ」としてはどのような活動をされているのでしょうか?

協力隊としてメインの仕事は、移住促進活動と空き家の利活用です。移住促進ではイベントにてブースを出展したり、移住を考えている人だけではなく、移住後のサポートもしています

鹿角市の「移住のしやすさ」は、移住者の多くが実感していることではないでしょうか。移住支援制度の活用方法から、慣れない町でのさまざまな生活に関する悩みまで、鹿角の移住コンシェルジュはしっかりとサポートしてくれます。

頼れる移住コンシェルジュに加わった南雲さんから、最後にメッセージをいただきました。

鹿角市は田舎だけど、ちょうどいい盆地のおかげで最低限必要なものが色々と揃うところです。人の温かさと大自然の豊かさに触れ、日々生活していける魅力があります。さらに、地元の人が気づいていないような魅力を自分自身でも発見していくことができるところです!

鹿角という名を全国に知ってもらいたい」という気持ちを持って移住コンシェルジュになり、その気持ちをブレずに持ち続けている南雲さん。FacebookやLINEなどのSNS発信も活用し、どんどん鹿角の知名度をアップさせてくれています!

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鹿角市 移住コンシェルジュ

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鹿角市 移住定住支援サイト『鹿角暮らし』

【この記事を書いたライター】

スコップ編集部

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