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―1300年の歴史をもつ史跡尾去沢鉱山― 尾去沢中学生のボランティアガイドに密着!

2019.09.19

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こんにちは!
花輪高校三年 高校生ライターのさわたあゆみです。

今回、スコップライターデビューということで、取材させていただいたのは、
「尾去沢中学生の史跡尾去沢鉱山ボランティアガイド」です。

私も、中学時代に史跡尾去沢鉱山ボランティアガイドに参加していました。
地域活性化のために行われているイベントですが、
なかなか尾去沢以外の人に知られていない現状があります。
そこで、史跡尾去沢鉱山ボランティアガイドという活動を広く知ってもらうために
取材に行こうと思いました。

今回は、ライターとしてボランティアガイドを体験してきたので、
みなさんにも共有したいと思います!!

体験!中学生ボランティアガイド!

なんと!!今年は、

史跡尾去沢鉱山ボランティアガイド10周年記念&
令和最初の尾去沢鉱山ボランティアガイド

ということでガイドだけじゃなく色々なイベントが盛りだくさんでした!!
そして、多くのお客さんで賑わっていました!!

―イベント内容―
その1 かなやまソーランの披露
その2 火の鳥ソーランの披露
その3 昔語り

史跡尾去沢鉱山 	かなやまソーラン

火の鳥ソーランは、今年から作られたソーランで、
尾去沢に古くから伝わる「火の鳥の伝説」を
衣装やソーランから感じることができます!!

昔語りは、中学生が落語家のように座布団の上に座り、
秋田県の方言で尾去沢に言い伝えられている「光る怪鳥」の話を語っていました。
私の知らない秋田県の方言で話を聞くことができて楽しかったです!

盛りだくさんのイベントを楽しんだ後、いよいよガイドが始まります。

史跡尾去沢鉱山 中学生ボランティアガイド

今回、こちらのグループにガイドして頂きました。
(なんと、こちらは「ニュースこまち」に取材されたことのあるグループなんです。)

史跡尾去沢鉱山 坑内ガイド

史跡尾去沢鉱山 坑内ガイド

中学生のみなさんに、史跡尾去沢鉱山の歴史や、
どのようにして鉱石を採掘していたのか丁寧にガイドしていただきました!!
ありがとうございます!

中学時代から、何度も史跡尾去沢鉱山を訪れていますが、
毎回驚くことがあります。
それは……

史跡尾去沢鉱山

これを「すべて人の手で掘っていたということ」と
「当時と変わらない状態で今に残されているということ」です。
当時、尾去沢の市民の生活を支えていた職人技術を肌で感じることができます。

ガイド終了時、中学生に突撃インタビューをしました。

Q.今回、どんなことに気をつけてガイドをしましたか?

A.お客さんに伝えることをメインとして、お客さんの目を見ながら
史跡尾去沢鉱山のことを知ってもらえるようにガイドしました。

Q.県外からのお客さんを増やしたいと思いますか?

A.増やしたいと思います。
県外の人にも、尾去沢のよさ、秋田県のよさ、東北のよさを
伝えたいと思います。

Q.最後に、読者のみなさんに一言、お願いします。

A.ぜひ、史跡尾去沢鉱山に来てください!!

ここがオススメ!史跡尾去沢鉱山

尾去沢鉱山に行く前に必ず読んでほしいポイント

1.坑道内は、気温がとても低く入り口付近では風が強いので、
上着を着用して坑道内に入ることをオススメします!
2.ここの売店でしか食べられない「黄金バーガー」は食べなきゃ損!!
3.尾去沢中学生によるガイドの後の、腹ごしらえはやっぱりココ!!

史跡尾去沢鉱山 レストハウス

レストハウス!
おいしいラーメンや、カレー、ジンギスカンをいただくことができます!

4.現在、史跡尾去沢鉱山の坑道は、お酒の貯蔵庫としても利用されています。

史跡尾去沢鉱山 貯蔵庫

*ここにあるのは、すべて本物のお酒です。
お酒の貯蔵に興味がある方、ぜひ鉱山事務所にお問い合わせください!

これらは尾去沢中学生によって書かれた手書きの旗と、チョークアートです 

史跡尾去沢鉱山 火の鳥デー

史跡尾去沢鉱山 チョークアート

おわりに

ライターとして参加すると、
中学生のパワーで語られる尾去沢鉱山のすごさというのを再確認し、
尾去沢で行われているイベントを多くの人に知ってもらいたいと
心から思いました。
来年、東京に上京することになった身として、
残りの半年を最大限に活用し、
尾去沢だけじゃなく鹿角市の魅力をスコップの記事として
たくさん残したいと思っています。
これからも高校生ライターとして活動していくので、
応援よろしくお願いします。

どっとはらえ。

史跡尾去沢鉱山

【夏季】 4/1~10/31 9:00~17:00
【冬季】 11/1~3/31 9:00~15:30
定休日:年中無休
公式サイト:http://www.osarizawa.jp/

【この記事を書いたライター】

さわたあゆみ

さわたあゆみ

花輪高校生のさわたあゆみです。来年から大学進学のために上京してしまいます。残りの半年を使って地元人から見た鹿角市の魅力を県外の人に発信!発見!していきます。よろしくお願いします。