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ふるさと教育かづの学!十和田高校×スコップが鹿角のおもしろスポットを徹底調査!
2018.12.27
2018年12月22日、秋田県鹿角市の県立十和田高校では、今年5年目となる「ふるさと教育 かづの学」の研究発表会が行われました。
ふるさとの自然や文化、そして人とのつながりを深めながら発信し、さらにふるさとへの愛着を深めていくことが目的のふるさと教育。秋田県としては取り組み開始から25周年を迎えます。
いくつかのグループに分かれ、テーマを決めて研究を進めてきた学生たち。
今回、スコップ編集部も「鹿角おもしろスポット」とテーマを掲げたグループとともに、活動に参加させて頂きました!
(スコップ編集部も参加しての取材講座)
このグループでは、2~3人の班に分かれ、それぞれが「おもしろスポット」なるエリアや人をピックアップ。地元にいると見逃しがちな「当たり前の風景」も、鹿角の魅力として再発見していきます。
それぞれが選んだ「おもしろスポット」へは実際に取材へ行き、記事として仕上げるまでが、このグループの学習内容。そのため今回は秋田魁新報社の記者さんにもご協力いただいて、取材や記事作成のコツなどを学びました。(編集部メンバーも勉強になる本当に貴重なお話でした)
取材先を検討中…おもしろスポットが多い鹿角から絞り込むのは大変です。
道の駅おおゆにて、駅長さんに取材。取材の内容決めから、実際の現場でもほぼノーヘルプで進めていきます。何気なく利用している施設でも、「作った人の想い」「働いている人の想い」を知ると、また違った視点での魅力を感じられますよね。
夏の取材が終わったあとには、いよいよ原稿の作成スタート!取材先で聞いたことだけではなく、「感じたこと」や「その場の雰囲気」も伝えられるように言語化していきます。
(原稿作成中の様子)
隔週1時間という短い時間のなかで、慣れない作業に四苦八苦することもありましたが、「当たり前の景色」を「発信するべき魅力」として掘り下げていく重要な時間だったのではないでしょうか。
そして発表会当日。
1日がかりでおこなわれた発表会は、研究成果の展示や絵本の読み聞かせ、演劇など、それぞれのグループが見ごたえあるものに仕上げていました。
「おもしろスポット」発表の様子。スクリーンに記事を写しながら、活動の報告をしています。
今回、十和田高校の生徒さんたちが作成した「おもしろスポット」の記事は、後日スコップにてアップいたします!お楽しみに!
そして今回の活動を支えてくれたのは、2人の先生です。
(左:神居恵悟先生 / 右:今川浩子先生)
「ふだん生活している馴染み深い土地でも、改めて地域の活動や考えを知る機会はなかなかありません。この活動を通して、鹿角がより良い未来になっていくために動いている方たちに接することができたと思います」(神居先生)
「最初は生徒たちも、取材に抵抗があったんですよ。初対面の方にいろいろ取材することに心配が大きくて。でも実際に行ってみたら盛り上がる。そういう成長も見られたと思います。それから取材先の施設などの魅力を知るうちに、プライベートでも行ってみたい、利用してみたいという声があったことが嬉しいですね」(今川先生)
地元への愛着を深めながら、地元の魅力を発信していく「ふるさと教育」。卒業後、鹿角を出ることがあっても「戻りたいな」と思える町作りをしていくのは、私たち大人の役割かもしれません。
【この記事を書いたライター】
スコップ編集部
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