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ハンガリーからの国際交流員に会ってきた!~秋田県鹿角市へ移住~
2018.10.30
東京にはたくさん外国人がいるけれど、鹿角ではあまり見かけませんよね。
だからこそ、鹿角市内で外国の方と出会うと「なぜ、鹿角に!?」「外国の人にはどんな風にたのしめる土地なのかな?」と気になっちゃいます。
今回は、外務省・文科省などと地方自治体が協力しあって実施している「JETプログラム」で、鹿角に来ている女性をご紹介します。
ハンガリーから秋田県鹿角市へ、国際交流員として着任
ダンコ―・アンドレアさん(40)
通称「アンディ」で親しまれているアンドレアさん。
ハンガリーの首都育ちで、2018年8月に鹿角市国際交流員に着任。
ご主人と一緒に来日されています。はじめてお会いしたとき、とっても流暢な日本語に驚いたのですが、日本語は高校時代から勉強しているそう。
大学も日本語学科を選択し、在学中に大阪・和歌山へ、それぞれ一年間の留学を経験。
卒業後、日系企業で通訳として働いている間にも、たびたび日本を訪れていたそうです。
それだけ日本が好きなアンディさん、鹿角にきてもカルチャーショックを受けるようなことは無かったといいます。
鹿角の第一印象を聞いてみると…。
「鹿角市のHPなど、ネット上に十分な情報がありました。いろいろな手続きから、生活のあらゆるガイドブックができているので、(イメージ通りで)大きな戸惑いはありませんでした。それに(鹿角にきてからは)教えてくれる人がいます。来日して1ヶ月程度の間に、十和田湖に中滝など、いろんな場所に連れてってもらっています」
話が前後しますが、アンディさんの大阪・和歌山留学時代のお話でも、NPOのサポートに出会ったり、偶然すばらしい景色に出会ったりなど、たびたび人や土地との縁に恵まれたエピソードがありました。
どこへ行っても、素敵なご縁を引き寄せてしまうのは、アンディさんの人柄なのでしょう。
日本の地域おこしは見習いたい姿勢!イベントの仕組みも無駄がない
アンディさんは、「国際交流員」として、市役所内で働いています。イベントの企画などを進めるうえで、アンディさんは感じたことがあるそう。
「ハンガリーにも過疎化している地域はありますが、こんな風に取り組むことはありません。日本はイベントやお試し住宅など、(過疎化に対して)積極的に取り組んでいる。これはすごいことですし、ハンガリーも見習うべき姿勢だとかんじています」
さらにイベントの進行についても、
「(日本は)スケジュールがきちんと組み立てられていて、ムダな時間がない。それに、婚活イベントなど、日本の人は外に出ていきますよね。ハンガリーにもネット上のサイトなどはたくさんありますが、それで終わってしまいます」
ハンガリーで15年間も通訳をしていたアンディさんは、
「ずっと誰かの意見を伝えるのが仕事で、自分の意見を言える、今の環境ははじめてです。一方的ではなく、日本とハンガリーの習慣をお互い伝えあえるようなイベントを企画したい」
秋田県全体がインバウンド(訪日外国人)政策に力を入れて取り組んでいるのは、ニュースでもよく目にします。
ここ鹿角市も、お祭りをはじめとして、世界的に評価されている資源を持っています。
こういった鹿角の資源の活かし方は、アンディさんのように「外からの視点」でもっともっと拓けてくるかもしれません。
日本人ならではの良さをもって、外国の方が来やすい鹿角市にしていきたいですね。
【この記事を書いたライター】
スコップ編集部
鹿角の魅力的な情報を掘り起こしていきます!
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