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元移住コンシェルジュに会ってきた。編|よしおとあいかの移住レポートin鹿角市

2019.08.28

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秋田は涼しい。
そして青々とした木々が沢山あり本当に癒されます。

都会ではなかなか見られない風景。
本当に心が癒されます。
本当にいい街です。

鹿角市に住んでると色々なお話を聞くんですが、
その中でも気になったのが

「移住コンシェルジュ」

移住コンシェルジュ?
初めて聞いた職業。。。
なんだそれ??

ってことで、元移住コンシェルジュで
現在かづのclassyの事務局長も務めていらっしゃる
松村託磨さんにお話伺いました。

託磨さんなんと大阪から移住してきたそう。

鹿角市との出会いは29歳のとき。
製造業の会社に入り社長の秘書をしながら日々を過ごしていたそう。

将来を有望され、社長からも期待され可愛がれてる中、
託磨さんはふと思ってしまったそうです。

このままの人生でいいのだろうか

って。

で、託磨さんは考えます。
あと30年働いてるうちに役員にはなれるし安定した収入が得れるだろう。
だけど現役員を見て思った。

「全然幸せそうじゃない。。。」

常に数字に追われてるしカリカリしてる。
本当に楽しそうじゃない。
今一生懸命働いても未来はこれか。
って思った託磨さん。

僕の思い描いてる未来は?
そもそも未来は来るのか??
いつまで生きられるかわからない。
明日死ぬかもしれない。
じゃあ、、、
明日死ぬとしたら何したい?
この疑問にたどり着いた。
考えて考えて出た答えが

田舎に住みたい!!!

だったんだって。

明日死ぬとしたら何したい??
この質問にたどり着いた託磨さん、
本当に凄いと思う。
自分と向き合い、対話し、
深く深く自分の気持ちを深掘りする。
中々できることじゃないよね。
僕自身6年前に癌になって死を目の当たりにして、
初めてその問いにたどり着いた。
託磨さんは、それを自力で導き出し、
その問いの答え(自分の気持ち)にしたがい行動に移した。
尊敬します。

そんなわけで、田舎に住みたい!!
って気持ちを素直に実行した託磨さん。

で、どうして鹿角市なのかって話になるんだけど、
ここは鹿角市の柔軟性のたまものなんです。

まず託磨さん、このまま全く知らない田舎に行っても生活出来ないと考えた。
で、目につけたのが、

「地域おこし協力隊」

これなら仕事や住む場所など確保できると考えてた。

では、どこでやるか??
になるよね。

まず、九州は制覇して行ったことがあり、
前職の出張で新潟まで行ったことがある。
だから新潟より上にしようと考えたそうです。
で、移住コンシェルジュを謳っている、
鹿角市を発見。
移住コンシェルジュに惹かれたのもそうだが、
もうひとつ理由があったという。

地域おこし協力隊条件も色々あるそうで、
地域おこし協力隊任務終了後、指定の企業などに就職しなきゃいけない地域と、
地域おこし協力隊任務終了後、
自分で就職先を見つけることや、起業することを推進する地域があるそうです。
鹿角市は後者。

3年間移住コンシェルジュをしながら
鹿角市に住む方々と信頼関係をつくり
何かを始めてみようってスタイルの鹿角市を選んだ託磨さん。
この柔軟な発想で募集した鹿角市のおかげで
託磨さんという素晴らしい方が移住しました。
鹿角市やるーーー!

そんなわけで鹿角市の移住コンシェルジュとして働き始めた託磨さん。
移住コンシェルジュとして活動していく中で発見した鹿角市の魅力を聞きました。

何よりも住んでる人が素晴らしい。

と、語る託磨さん。
会う方会う方全ての方が素晴らしい。
まず街の顔である市役所の方々の対応や人間性に惚れたとか。

市役所って町の顔でそこで働く人達が元気なところって中々無いんです。
市役所で働く人が冷たいと町も冷たい雰囲気がある。
鹿角市で働く皆さんは本当に暖かくていい人ばかり。
だから鹿角市も絶対いいところだ。
って、確信したんだって。
実際街の方々にお会いすると、
どの方も良い方でますます鹿角市の人達に惚れていったんだ。

利便性や立地条件などで選ばれる場所はあるけど
人柄で惚れさせる鹿角市本当に凄い。

とまあ、人との繋がりや素晴らしさをめっちゃ語ってくれた託磨さん。
移住コンシェルジュを経験して思ったことを聞いてみました。

鹿角市は本当に自然が素晴らしい。
綺麗な川や田畑がある風景がある本当に素晴らしい地域なのに
鹿角市民はそれが当たり前になりすぎてわからなくなってる。
逆に何もないと思ってる。
だから本当に素晴らしい街なんだよって
もっともっと自信を持ってもらいたいと。

もう、鹿角市の誰よりも鹿角市を、鹿角市民を愛してる託磨さん。
そんな託磨さんに会えた僕は幸せものだ。

NPO法人かづのclassy

秋田県鹿角市十和田毛馬内字下小路51-8
Kemakema(ケマケマ)内

【この記事を書いたライター】

よしおとあいか

よしおとあいか

静岡と大阪の遠距離恋愛の末、ご縁があり鹿角市に移住することになりました。他県から見た鹿角市の魅力をたくさんお伝えします。