鹿角に江戸時代から伝わる行事『土深井裸まいり』が行われました

2020.02.17

2月16日に鹿角市の土深井集落で『土深井裸まいり』が行われました。
この行事は隔年で行われており、男性のみ参加することができます。

水をかぶる人

水をかぶる人

厳寒の中、下帯一枚の参加男性が手桶の水を勢いよくかぶり、身を清めます。
その後さらしと「ざんばら」と呼ばれる藁の腰飾りを巻き口に白紙を咥え、
集落にある4つの神社で五穀豊穣と無病息災を祈願します。

お参りの行列

お参りの行列

江戸時代から続くといわれるこの行事には、集落の子どもから大人まで参加し、
近年では集落以外からも参加する人が増えてきたそうです。

土深井裸まいりの参加者たち

例年と比べ雪は少ないものの冷たい風が吹いており、
見ているだけでも身が引き締まります。