秋田鹿角市にて3日間の「毛馬内盆踊り」が開催されました

2018.09.14

毛馬内盆踊り 踊り子

国の重要無形民俗文化財にも指定されている
『毛馬内盆踊り(けまないぼんおどり)』が
秋田県鹿角市十和田毛馬内にて
2018年8月21日(月)~23日(水)まで開催されました。

県内外から多くの人が訪れ、
優雅に舞う『毛馬内盆踊り(けまないぼんおどり)』に魅了されました。

毛馬内盆踊りは、毎年8月21日から23日まで行われる
鹿角市毛馬内で篝火を囲んで優雅に舞われる盆踊りです。

毛馬内盆踊り 提灯

大太鼓と笛の囃子で踊る「大の坂」と、
無伴奏の唄のみで踊る「甚句」で構成され
その起源は、なんと約450年前にさかのぼると言われています。

保育園の小さな子供から高校生、地元企業まで幅広い年齢層に愛される盆踊りです。

毛馬内盆踊り 参加者

毛馬内盆踊りの踊り手衣装は、
一般的に男性は紋付等の着物に水色のケダシ、
女性は留袖、訪問着等にとき色のケダシ
さらに男女とも手拭い(豆しぼり)で頬被りをするという特徴があります。
着物をはしょり、帯下に黄色のシゴキを巻くところも特徴です。

毛馬内盆踊り 衣装

独特の頬被りは、この地域がかつて藩境で争いが多く、
婦女の略奪等を避けるために変装をした名残りと言われています。

十和田高校には毛馬内盆踊り同好会があり、高校生にも人気が高い盆踊りです。