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人気の串揚げ居酒屋870BARオーナー夫妻!~鹿角に移住・起業~
2018.11.15
「花輪におしゃれな居酒屋さんができた!」
国道282号線沿いに面した花輪郵便局近く、オープンテラスが目印の串揚げ居酒屋さんをご存知でしょうか?
その名も「870BAR(はなわバル)」。
⇒870BAR Facebookページはこちら!
東京から移住してきたご夫婦がオーナーで、「紫鹿屋(しろくや)」というインターネット産直ショップを運営し、鹿角の野菜や山菜などの販売もしています。
今回は笑顔が素敵なおふたりに伺ったお話を、870BARの食レポとともにお届けします!
東京から秋田県鹿角市へ移住~人とのつながりを一番に。
まずはご主人の大信田照雄(おおしだ てるお)さんにお話を伺いました。
生まれも育ちも東京の大信田さんは、2年前に奥様の故郷である秋田県鹿角市に移住してきました。
すでに東京にいたころから「紫鹿屋」を立ち上げ、「いずれはお店を持とう」と考えていたそう。
「鹿角に来たらすぐにでもお店を持ちたかったんですが、思い通りの物件に出会うのはむずかしいものがあり、かなり悩みました。それでも、移住コンシェルジュさんや地元の方のご協力があって、いまのお店に出会うことができました」
なによりも「人」を大事にしている大信田さん。
鹿角市へ移住後、「誰も知らないから、まずは人だと思った」と、常連になったお店で知り合った方や農家さん、ご近所の方など、いろんな人とのつながりを築き上げてきました。
「東京にいるころから人を大事にしてきました。いまでは東京の友人や知人が、たびたび鹿角に訪れてくれています」
東京、そしてここ鹿角でも周りの人に恵まれるのは、つねに人を大事にしている大信田さんの人柄あってこそ。
870BARの都会的で開放感溢れる雰囲気は、こだわりをつらぬいて作られた
「オープンテラス」も「中が見える店」も「串揚げ」も、鹿角市内では珍しいお店です。
そんな870BARには、大信田さんのこだわりが詰まっています。
「工務店さんからは、地元の人が入りやすいように中は見えないようにしたほうがいいとアドバイスも頂きましたが、うちは開放感を売りにしたかったので、その希望を通させて頂いたんです」
晴れた日にはテラスでコーヒーやお酒、そんな風景が東京だけではなく鹿角にもあったらいいなという思いと、外から見える店が当たり前の今の時代に合わせた設計にこだわったそうです。
「車道にさえ気を付ければ、子どもが騒いだっていいし、何より外で飲むって気持ちいいでしょう」
短い夏を思いっきり楽しみたいという大信田さんこだわりの店内とテラスは開放感に溢れて、言葉どおり気持ちよく飲めるお店!
女性も入りやすくコスパも抜群!870BARは気軽に呑めて絶品のメニュー揃い!
「串揚げを出しているお店って、あんまり見たことないな」というのが、870BARに対する筆者の第一印象でした。
「鹿角に移住したころ、いろいろと飲み歩いて、なにが無いのかを考えたんです。居酒屋も焼き鳥もあるけど、串揚げが無かった」
東京では30年以上、実家のお蕎麦屋さんを継いでいた大信田さん。
お蕎麦屋さんを閉めたあとには、串揚げ屋さんと居酒屋さんを営んでいたお知り合いのもと、3年ほど勉強をされたそう。
そうして、鹿角市内だけではなく秋田全域でもなかなか無い串揚げ居酒屋さんをオープンさせました。
筆者も実際に870BARへお邪魔して、しっかりとその味を堪能してきました。
人生でほぼ初めての串揚げ体験、「タレってこんなにつけていいの!?」と戸惑いながらもたっぷりと。
揚げ物なのにしつこくないし、素材の味もちゃんと生きてるし…と、いろいろ食レポっぽく上手に表現しようと思いましたが、すみません…「おいしー!」の一言です(笑)
(870BARは串揚げ以外の居酒屋メニューも豊富で、いぶりがっこ入りのポテトサラダや牛すじ煮込みなど、いろんな味を楽しみながら食べられます)
(紅ショウガの串揚げです。870BARで串揚げを堪能するときには、もう1本いきたいけど他のも気になる…と、オーダー時に迷うこと必至です!)
お会計のときその安さに驚きましたが、じつはその点もまた、大信田さんのこだわりポイント。
「ひと晩にかかる金額が大きくなってしまうと、とくに若い人はなかなか出てこられませんよね。低めの予算にすれば週に1回だったのが2回出てこられるようになるし、会社帰りにふらっと立ち寄れる。そういう気軽に来れるお店にしたかったんです」
オープン当時は男性のお客さまが多かった870BARにも、最近は女性のお客さまが増えてきたそうです。
筆者がお邪魔した日にも、若い方や女性のお客さまが多く、とても賑わっていました。
平日メニューには「晩酌セット」など、ちょこっとひとり呑みも気軽にできる870BARは、鹿角の新たな人気店になっています。
「なにも知らない状態で、自分たちの知識だけでやってきたのがよかったのかもしれません。こっちの雰囲気とか飲み方のような風習も知らないし、純粋に自分たちがやりたいことだけを作りあげてきました」
ちなみに写真を撮り忘れてしまいましたが、蕎麦もおすすめです!!(蕎麦にうるさい筆者のパートナー大絶賛でした)
豊富な居酒屋メニューに串揚げ、さらには本格蕎麦まで楽しめる870BAR、ぜひ行ってみてくださいね。
今回は、大信田さんの持つ「鹿角市の未来」への思いも伺うことができました。
「将来的にこの町を思うと、若い子たちが自分の感性で商売できる環境を作りたいです。もちろん古い居酒屋さんも良いけど、都会的で若者のニーズに応えて、若い子たちが楽しめる町になれば、もっと人も集まってきますよね。
同じような居酒屋が並んでも仕方ないんです。オーナーの個性をどんどん出して、その世代それぞれの感性を大事にすれば、変わっていくと思います」
おおまち商店街についても、「夏には椅子を出してお酒やコーヒーを飲めるようにすればもっと楽しめる」とアイディアを膨らませる大信田さんのお話を聞いていると、これからの鹿角がもっと楽しみになります。
自分たちでやりたいコンセプトをつらぬき、こだわりを譲らずに完成した870BARは、若い世代がこれからの鹿角を築いていく上で、パイオニア的存在になっているのではないでしょうか。
お店のイレギュラー営業日や、新メニュー、イベントのチェックは公式Facebookページでチェックしてくださいませ!
⇒870BAR Facebookページはこちら
紫鹿屋はわくわくを届ける!知らない野菜・山菜も試してほしい
インターネットショップ「紫鹿屋」をメインで担当されているのは奥さまの恵(めぐみ)さんです。
いつお会いしても満点の笑顔が印象的な恵さんですが、「つねに笑顔でいることを意識している」そう。
紫鹿屋では「わくわくの箱」と名をつけて、開けてみるまで分からないお楽しみタイプの産地直送食材を販売しています。
春には山菜、夏には野菜、秋にはフルーツ、冬にはお米…など、旬なものを旬な時季に選んで詰めているのが特徴です。
「スーパーで高級品として売られている野菜や山菜とは違い、背丈は不揃いで形も不格好だから、開けてびっくりしちゃうかもしれないんですが…」という恵さんですが、だからこそ新鮮な美味しさに溢れた食材が届きます。
「都会に住んでスーパーで買い物していると、知っているものしか買いませんよね。鹿角にある知らない野菜や山菜も試してほしい、という思いがあります。それに、スーパーでは味や香りが違うので、ホンモノの味を届けたいんです」
わくわくしなければ人生は楽しくない、わくわくは伝染する、いろんな人がわくわくすれば町全体がもっと明るくなる!という、恵さんの思いとホンモノの味が詰まった箱です。
山菜などには処理の仕方やおすすめのレシピも一緒に同封するひと手間で、鹿角の味を届けたいという恵さんの思いが込められています。
「わくわくの箱」は一種類ではなく、贈答品にもぴったりなタイプや、野菜だけが入ったタイプなど、バリエーション豊かな種類が揃っています。
遠くにいても鹿角の味を楽しみたいというときには、ぜひチェックしてみてくださいね。
⇒紫鹿屋公式HPはこちら
870BARも「わくわくの箱」も、笑顔と美味しい味で満腹になることまちがいなしです!
【この記事を書いたライター】
スコップ編集部
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