みんなの喜びを生み出す!鹿角を代表する養豚農場

【求人情報】

みんなの喜びを生み出す!鹿角を代表する養豚農場

農事組合法人 八幡平養豚組合

こんな人と一緒に働きたい

・明るい人
・前向きな人
・何事にも興味を持てる人
・工夫できる人

仕事内容

自然豊かな八幡平山麓にある農事組合法人八幡平養豚組合。
鹿角を代表するブランド豚『八幡平ポーク』はここから生まれた。

1969年に設立された八幡平養豚組合は、今年で50周年を迎える。

現在は鹿角市内で5農場、岩手県に3農場を構え、
年間合計16万頭近くを出荷している。

また、消費者に直接八幡平ポークを届けたいという思いから、
直売店を県内外7店舗で展開している。

近年では『時のゆめ』という熟成された
八幡平ポークの販売にも取り組んでいる。

これらの活動の根幹にあるのは
「みんなの喜びのために」
という会社の思いだった。

負けず嫌いが競争力の秘訣

農事組合法人八幡平養豚組合 八幡平ポーク

鹿角市内にある5農場のうちもっとも初期からある農場が
本社と同じ敷地にある『谷内農場』。
ここでは4名の作業員により年間約7500頭を出荷している。

そこで分娩から離乳までを一人で手掛けているのが、大畑慎さんだ。

農事組合法人八幡平養豚組合 八幡平ポーク

大畑さんは現在46歳。
前職は警備会社に勤めていた。

「東日本大震災のときでした。
停電のなか契約先を一軒一軒まわっていたんです。
その中に八幡平養豚組合の農場もあって。
夜の真っ暗な中、当時の農場長が毛布をかぶって寒さに震えているんですよ。
何してるの?家にいた方がいいんじゃない?
当時私はそういうことを言ったんですね。
そしたら農場長が
『自分どんでもいいけど豚守んねばねぇ』
そう言ったんです。その言葉に心を打たれて。
ああ、こういう仕事もあるんだなって」

また、すでに八幡平養豚組合で働いていた
双子の弟による勧めも入社を後押しした。

「とても楽しい職場だと聞いていました。ぜひ入った方がいいと勧められていて。
もともと実家が会社のすぐ近くだったので、昔から馴染みのある仕事だったというのも
入社を決心する上で大きかったのかもしれません。」

このような経緯から入社をした大畑さん。
それまでとはまったく異なる業界に戸惑いはなかったのだろうか?

「今農場をやっているメンバーって9割が業界未経験で入社をしているんですよ。
それでも高品質な養豚ができているのは縦と横のつながりがちゃんとしているからでしょうね。」

八幡平ポークは日本格付協会による格付けが上物中物比率90%以上となっている。
また同社のあけぼの農場は繁殖部門で日本一に輝いており、日本トップクラスの養豚場と言える。

未経験者ばかりのこの会社からなぜこのような成果が出るのか。
大畑さんは語る。

農事組合法人八幡平養豚組合 八幡平ポーク

「負けず嫌いが多いんですよ(笑)
同じ会社内でも他の農場には負けたくないし、負けないように仕事をしている。
だからあけぼの農場が日本一になった時は嬉しい反面、とても悔しかったですよ」

「それでも足の引っ張り合いにはならないです。
やはり一番は消費者に美味しいって喜んでもらうことですから。
だから競争心がお互いを高め合う方向に作用するんでしょうね。」

八幡平養豚組合では、毎月それぞれの農場の
同じ部門の担当者が集まり情報交換をしている。

そこではそれぞれの数字が比較され、競争心を煽られる一方で、
良い数字を出した農場の担当者からコツを教えてもらう場にもなっている。

「日々勉強ですよ」
と大畑さんは笑う。

大畑さんの夢は多くの人に喜んでもらう養豚をすること。
そして繁殖部門で日本一になることだ。

努力が認められる職場

農事組合法人八幡平養豚組合 八幡平ポーク

会社の中で消費者との窓口になる直売所。
その本店で店長を務めるのが近藤立樹さんである。

農事組合法人八幡平養豚組合 八幡平ポーク

近藤さんは現在26歳。
高校卒業後鹿角市内の飲食店に勤めていたが、4年前に現在の会社に転職。
今年の5月から店長になった。

「以前も接客業だったのでこの仕事を始めるのに特に抵抗はありませんでした。
けど始めてみたら接客マナーなどの常識的な部分が
まだまだできていなかったことに気づいたんです。」

そこで近藤さんは職場にいる先輩社員に
接客のマナーや社会人としての常識を学んだ。

「年の離れたベテランの方もいらっしゃるんですが、みなさん丁寧に教えてくれました。
ここでは接客以外にも総菜を作ったりパック詰めや配達もしなければなりません。
そういうことも先輩に聞きながら覚えていきました。」

その努力が認められ、近藤さんは店長に就任した。

「努力していると周りは見てくれているんです。
そして頑張りに合わせて会社も評価してくれます。
そこには性別も年齢も特に関係はありません。
誰もが活躍することのできる職場なんです。」

農事組合法人八幡平養豚組合 八幡平ポーク

周囲の人、そして会社から認められて店長に就任した近藤さんだが、
努力の源は別にあるという。

「仕事をしていて一番うれしいのは、やはりお客様に喜んでもらえたときですね。
直接言ってもらえることもあれば、文章でもらったこともあります。
そうすると私自身ももっとお客様に喜んでもらえるように努力しないと
という気持ちになるんです。」

「それと私たちの職場は接客から総菜、配達など様々な仕事があります。
ある程度担当が決まってはいるのですが、仲間が困っているときに助けるためには
全ての仕事のことを知っていなければなりません。
困っているときに助けてもらうと喜んでくれますよね?
そういう仲間の喜びも、努力を後押ししてくれました。」

お客様、そして仲間の喜びのために努力し、それが認められてきた近藤さん。
バックヤードで先輩社員と笑顔で会話をする姿がとても印象的だった。

養豚を通じて多くの人を幸せに

農事組合法人八幡平養豚組合 八幡平ポーク

「昔は養豚という仕事に疑問を持っていました」

組合長の阿部正樹さんは父親の立ち上げたこの会社を
継ぐつもりはなかったと言います。

養豚業は臭いなどで迷惑をかけると思い込み、
周囲に対し引け目にすら感じていました。

畜産関係の大学には進学したものの、
家業を継ぐことなく他の企業に就職します。

しかしその会社の研修でオランダの養豚農家にホームステイしたことが、
阿部さんの意識を変えました。

「向こうは畜産が盛んなので、そこかしこで養豚をしています。
周囲に引け目を感じることもなく、周りも普通の仕事として見ています」

「研修中お世話になった家でも家族みんなで仲良く、
誇りを持って養豚業をしているんです。
こういう世界もあるんだなと衝撃で。
それで帰ってきてからこの会社に入社しました」

父親の立ち上げた会社の仕事に対して引け目を感じていた阿部さんでしたが、
オランダ研修によってむしろ誇りを感じるようになったそうです。

そしてもう一つ、阿部さんの意識を変えるできごとが。

「うちの豚肉を友だちに送ってあげたんです。
当時は自社で販売をしていなかったので、わざわざスーパーで購入して。
そしたら美味しいって喜んでくれるんですね。
仕事が楽しくなったきっかけです」

それから阿部さんは、消費者に喜んでもらうための取り組みを
より一層考えていくようになります。

その一つが販売部の設立でした。

「それまでは豚を出荷して終わりだったのですが、
精肉や販売まで手掛けるようになりました。
これによって消費者の声を直接聴くことができるようになりました。」

設備も技術もない状態からスタートをした販売部の設立。

様々な苦労があったのではと思ったが、
阿部さんはそんなことはなかったと笑う。

「もちろん簡単ではなかったですが、自分がやりたいと思って始めた事業なので
楽しさしか感じなかったです」

それは熟成豚肉『時のゆめ』を始めた時も同様だった。

「試作品を食べたときに、これは美味しいとなったんです。
きっとお客様も美味しいと喜んでくれるだろうと。
それを考えたら大変ではなかったですね」

消費者が喜ぶことを一番に考えているように思えたが、
阿部さんはそれだけではないという。

農事組合法人八幡平養豚組合 八幡平ポーク

「まずは豚が健康であることが一番ですね。
豚が健康に育つ環境や餌。そういうのを一番に考えています。
豚が健康な環境というのは、美味しい豚が育つんです。
そうすると消費者に高品質な豚肉を届けられる。
結果、消費者が喜ぶんです。
消費者が喜ぶということは、売り上げが上がるということ。
そうすると社員に還元できるので、社員も喜ぶ。
豚、消費者、社員、みんなが喜ぶために仕事をするのが大事なんです」

驚いたのは、阿部さんはこの思いを
社員に直接伝えてはいないということ。

しかしこれまでのインタビューでは、大畑さんも近藤さんも
同じように周囲の人の喜びを第一に考えていた。

阿部さんの仕事に対する姿勢から
自然と思いが共有されていたということだろう。

かつては養豚という仕事に対して
良いイメージを持っていなかった阿部さん。

しかし現在では養豚を通じて、多くの人に喜びを与えたいと考えている。

その思いは社員や商品を通じて多くの人に届いている。

豚、お客様、社員、みんなが喜ぶ企業を目指して

八幡平養豚組合では社員同士の交流も盛んだ。
社員旅行やレクリエーションなどを通じ、部門を超えて社員同士が交流をしている。

「楽しく仕事してもらえればと思って」
と阿部組合長は言うが、結果としてそれ以上の効果が出ている。

農事組合法人八幡平養豚組合 八幡平ポーク

社員の交流ができることで、普段は部門ごとに分かれていても
企業としての一体感が生まれる。

また健康的な豚を生産するための農場部門と、
消費者と直接かかわる販売部門が交流することで、
情報交換をすることができる。

消費者の声を農場部門に届けたり
豚の状態を、販売部を通じて消費者に届けたり。
そういったお互いの仕事につなげることができる。

当然社員同士の仲も深まる。
社員には中高で部活に打ち込んだ人が多く、よくスポーツの話に花が咲くという。

社員同士の仲がいいため、社内が明るく感じる。
またわからないことがあれば、すぐに聞くこともできる。

未経験者が多い職場ではあるが、社員同士の仲が良く丁寧に教えてもらえるため、
業務はすぐに覚えることができる。

社員同士の交流は成長につながっている。

「社員が楽しく仕事をできるように」
というのは阿部組合長の本音だろう。
しかし結果的には高品質な商品提供につながっている。

次の目標を阿部組合長に尋ねた。

「地域の人に喜んでもらいたいですね。
この地域があったから健康な豚が育っています。
だから地域に還元していきたい」

豚、社員、お客様、そして地域。
みんなが喜ぶ企業になるための仕組みは、
阿部組合長のもとすでに形となって表れ始めている。

募集要項

企業名・団体名 農事組合法人 八幡平養豚組合
募集職種 養豚農場作業員
雇用形態 正社員
応募資格 普通自動車運転免許(AT車限定可)
45歳以下
勤務地 谷内農場:秋田県鹿角市八幡平字長川60-3
乳牛山農場:秋田県鹿角市花輪字乳牛山2-102
男平農場:秋田県鹿角市花輪字男平26-1
勤務時間 8:15~17:00
給与 月給157,300円~171,600円(欠勤控除あり)
休日・休暇 原則月6日
※組合の指定休日。休日シフトを組みます。
お盆、年末年始は半日勤務
待遇 各種社会保険
昇給あり、賞与年2回
採用予定人数 複数名
選考プロセス 1)下記からエントリー後、履歴書を持参又は郵送してください
2)書類選考後、面接の可否及び日時について連絡します
3)面接を実施します
4)面接結果をお知らせします
会社情報 農事組合法人 八幡平養豚組合
秋田県鹿角市八幡平字長川60-3
電話番号 0186-34-2204
Webサイト http://www.h-pork.com/

メッセージ

八幡平養豚組合では
元気で健康な豚を生産しています。
健康な豚が育つということは、
美味しい豚肉の基本です。
お客様の『美味しい』という声に、
とてもやりがいを感じる仕事です。
私たちと一緒に多くの人から
喜ばれる仕事をしていきましょう。

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